台風21号で停電した話

2018年9月4日、強い勢力を保ったまま日本列島に上陸した、台風21号が猛威を振るいました。
私の住む地域は直撃ではなかったのですが、長時間暴風域に入っており、雨戸を閉めていても家が揺れるくらいの衝撃がありました。

 

風が酷くなったのは昼過ぎ頃からです。
そして14時を過ぎた頃、ルーターDNSサーバーが繋がらなくなり、Wi-Fiが使用不可能になりました。

 

更に14時50分頃、停電。

 

部屋中の明かりは勿論のこと、TV、電話、換気扇、レンジ、オーブントースター、ドライヤー、給湯器、トイレのウォシュレット等、全ての電子機器が使用不可能に。


冷蔵庫、保温中の炊飯器といった機器の電源も切れてしまったため、気を揉みました。


中でも一番辛かったのは、エアコンや扇風機といった冷房が全て使えなくなったこと。9月の初め、まだ蒸し暑いにもかかわらず、家を閉め切る必要があったため相当暑かったです。

 

不幸中の幸いだったのが、水道とガスが無事だったことと、PCやスマホといったバッテリーのついた機器を予め充電していたことです。

 

水とガスさえ使えればレンジが使えなくても調理できますし、トイレも普通に使用できます。

 

スマホは4G通信でネットに繋げるので、停電情報やTwitterの情報を閲覧でき、好きなことを検索していれば気休めにもなります。
PCはネットに繋げないものの、撮りためていた画像や動画を観たり、音楽を聴いたりしていれば暇つぶしになりました。

 

明かりが無いのには困りましたが、父が車から持ってきた小型LEDライトが明るくて重宝しました。なんとか台所全体を照らせたのでみんなで夕食を摂ることができました。
昼前に買ってきていたからあげと、炊いてあったご飯を冷たいまま食べ、先日の夕食の残りの牛皿を温めて汁物代わりにしてました。

 

夜間はスマホのライトは勿論、懐中電灯が非常に頼りになったのですが、一番明るかった手持ちライトは、妹の『コンサート用LEDライト』でした。まさかライブグッズが役に立つとは…

 

 

電気が復旧したのは、翌日早朝の5時。14時間近くの停電となりました。
停電していた時間はたった半日ちょっとでしたが、いつ復旧するか不明だったので不安は大きかったです。


電気が当たり前に使えることのありがたさを改めて思い知りました。

深夜から早朝にかけ復旧作業をしてくださった電力会社の方に感謝いたします。

 


台風は去ったものの、余波で今も停電している地域が沢山あります。
更に北海道で大きな地震があり、停電をはじめとした被害が今も続いています。
現在の被害に遭われている方は、火事や怪我といった事故にお気をつけください。
電力会社等復旧に当たっている方は、安全第一で、無理はせず頑張ってください。